CAMPUS LIFE

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「人権問題」を考える

「人権問題」を考える

クリエイティブが解決できるものは、広告やプロダクト関係のことにとどまりません。かつて、デザインの巨匠・亀倉雄策が、平和への祈りを『ヒロシマアピールズ1983』という一枚のポスターとして形にしたように、ある種のメッセージ性を的確に伝えるための情報整理もまた、クリエイティブワークに求められていることです。

2017年、美専生は「人権問題」に取り組みました。
長野県県民文化部人権・男女共同参画課と連携し、「女性の人権」「子どもの人権」「高齢者の人権」など、身近な、しかし、重要な諸問題に対するメッセージを「人権啓発ポスター」としてビジュアライズすることに挑みました。

学びは、人権啓発センター相談員の方を講師としてお迎えし、講座を受けるところから始まりました。
その後、約5ヶ月間に渡って制作、プレゼンテーション、そしてブラッシュアップを重ね、最終的に20種類のポスターを完成させました。
これらの成果物は「人権啓発週間」の期間中、県内各地にて、メッセージ発信の陣頭に立ちました。




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一連のプロジェクトを通し、美専生は制作スキルや課題解決能力だけではなく、「人権問題」という公共的な問題に対して当事者意識を高めることができました。
こうした学びが、やがてはクリエイターとして必要不可欠なリソースになっていくでしょう。



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